
加齢・病気・障がいなど様々な理由が重なることで、食べ物が噛みづらくなったり、
喋りにくくなったりすることがあります。
こういった症状は「年齢だから仕方ない」と思われがちですが、
実はトレーニングや生活習慣の見直しで十分改善することができます。
沼津歯科では、この口腔機能低下症の進行を防ぎ、
健康状態を維持するための検査と治療を行っています。
食べ物が口の中に残るようになった
口の中が乾いている感じがする
硬いものが食べにくく感じる
気付くと食べこぼししてしまう
食ベ終わるまで時間がかかる
滑舌が悪くなった
食事の時にむせることが増えた
歯みがきしているのに口の中が汚れている
薬を飲み込みにくくなった
入れ歯や被せ物の作製と調整で噛み合わせを整える
一般的な歯科治療(虫歯・歯周病) など
正しいセルフケア指導
口腔機能を改善するためのトレーニング指導
食生活のアドバイス、生活習慣の見直し
舌苔(舌の上に溜まる白っぽい汚れ)の付着度、または舌背上の微生物数を測定し、その量によってお口の清潔度をはかります。
舌苔は放置していると細菌が繁殖し、口臭や誤嚥性肺炎の原因にもなります。舌苔を取り除くための舌磨きの方法の他、正しいセルフケアの仕方、入れ歯を使われている方には入れ歯の衛生管理など、清潔なお口にするための指導を行います。
専門の検査機器を使用してお口の中の水分量をチェックします。検査ではガーゼを噛む方法と、検査機器を舌の上に押し当てる方法があります。
唾液の分泌量が規定に達していない場合、唾液腺を刺激して分泌を促す唾液腺マッサージを日常的に行うことで改善をはかります。舌体操や咀嚼を増やすことも効果的です。また唾液を増やすための保湿剤もご案内しています。
感圧シートを噛み締めた時の力の大きさとお口に残った歯の数から咬合力を測定します。シートの大きさはお口のサイズに合わせて用意いたします。
入れ歯や被せ物の作製、噛み合わせの調整を行ったり、普段の食事をかみ応えのある献立に変えることで噛む力を維持・向上します。
「パ」「タ」「カ」をそれぞれ5秒間発音することで、口唇や舌の運動機能を確認します。専用の機器を使用した検査で、1秒あたりの発音回数を算出します。
口輪筋トレーニングができるマウスピースや吹き戻し笛で口唇・頬の筋力を鍛えます。早口言葉や当院のスタッフが指導するお口の体操もおすすめです。カラオケや人との会話を増やすことでも筋力を向上できます。
小さなバルーンがついた器具をお口の中に入れた状態で、舌の先端部分がバルーンを押しつぶす力をはかり、舌の運動機能・舌が上あごに接触する力がどれだけあるかを確認します。
器具を使った簡単なトレーニングを1日3回3セット行うことで舌を鍛えて、食べ物を噛み砕く・飲み込む機能を整えます。当院のスタッフの指導のもと、トレーニングを継続することで筋力を段階的に上げていきます。
グミゼリーをよく噛んだあと、少量の水と一緒に吐き戻し、お水の中に含まれるブドウ糖の量を計測することで咀嚼機能が低下しているかどうかを確認します。
虫歯・歯周病に罹っている、歯が欠けているなどの場合は歯科治療を行います。それ以外にもガムを噛んで咀嚼機能を鍛えるトレーニングや、噛む回数を増やすための食べ方指導を行います。
日常生活での「飲み込み」に関するアンケートにお答えいただきます。設問の点数によって嚥下機能の低下を判断します。
喉をしっかり動かせるように、簡単なトレーニングで飲み込む力を鍛えていきます。当院のスタッフが体操方法や取り組み方を指南していきます。
加齢によって起こりやすい口腔機能低下症ですが、
検査と検査結果に合わせた治療プログラムによって改善できますので、
「年だから・病気だから」で終わらせずに、ささいな変化でも
一度沼津駅近くの歯医者 沼津歯科までお越しください。